自然薯ができるまで

手間暇を掛けた栽培方法をご覧ください

1年目  種むかごの栽培

種むかご採取専用ハウスムカゴがたくさん成ります
原種となる芋を1本1本検査し、粘りが無いなど劣化した物は除外し、選抜した芋の先端部分を種芋として植える。
害虫からの保護・バイラス感染予防の目的として網のハウスの中で栽培します。
成長の途中で劣化やバイラス感染が疑われる物は、ツルを抜きムカゴが出来ないようにしています。
取れたムカゴを2年目に植えて、一本種を作ります。

2年目 一本種の栽培

トタンを一定間隔で埋設夏にはここまで育ちます一本種の掘出し

1本種を栽培する場所も網のハウス内です。
1年目に取れたムカゴを更に形の良い物だけ選別し、波トタンの上に植えていきます。
年末から年明けに収穫を行い、20〜120gの一本種ができます。

3年目
 本芋の栽培栽培特許 中間マルチダクトシステム:静岡方式

トレンチャーで溝を掘るダクトを埋設畝作りの後、芽が出てきます

夏前に遮光シートを敷く葉が紅葉し枯れてくると収穫が近いたくさん収穫できました

ダクトと呼ばれる筒を波トタンを下敷きにして埋設していきます。
ダクトには予め山から持ってきた新しい土が入っています。
一本種を定植し、畝作り・ネット張りを行う。
新芋はダクトの中に育っていきます。
夏は地温上昇を防止する目的で、藁と遮光シートを敷きます。
ツルが紅葉し枯れてくると、収穫が近くなります。

   
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